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書店主フィクリーのものがたり [ ガブリエル・ゼヴィン ]

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商品説明:ガブリエル・ゼヴィン 小尾芙佐 早川書房発行年月:2015年10月22日 ページ数:322p サイズ:単行本 ISBN:9784152095701 ゼヴィン,ガブリエル(Zevin,Gabrielle) 1977年生まれ。
ハーバード大学卒。
2014年に発表した『書店主フィクリーのものがたり』は、“ニューヨーク・タイムズ”のベストセラーリストに4カ月にわたってランクインし、全米の図書館員が運営する“Library
Reads”ベストブックに選ばれた 小尾芙佐(オビフサ) 1955年津田塾大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) その書店は島で唯一の、小さな書店ー偏屈な店主のフィクリーは、くる日もくる日も、一人で本を売っていた。
かつては愛する妻と二人で売っていた。
いつまでもそうすると思っていた。
しかし、彼女は事故で逝き、いまはただ一人。
ある日、所蔵していたエドガー・アラン・ポーの稀覯本が盗まれる。
売れば大金になるはずだった財産の本が。
もう、なにもない、自分にはなにも。
それでもフィクリーは本を売る。
そしてその日、書店の中にぽつんと置かれていたのはーいたいけな幼児の女の子だった。
彼女の名前はマヤ。
自分も一人、この子も一人。
フィクリーは彼女を独りで育てる決意をする。
マヤを育てる手助けをしようと、島の人たちが店にやってくる。
婦人たちは頻繁にマヤの様子を見に訪れるし、あまり本を読まなかった警察署長も本を紹介してくれと気にかけて来てくれる。
みなが本を読み、買い、語り合う。
本好きになったマヤはすくすくと成長し…人は孤島ではない。
本はそれぞれのたいせつな世界。
これは本が人と人とをつなげる優...続きはお店の商品ページにてご確認ください。